こんにちは!
女性起業家専門イメージコンサルタントの武田しのです。

女性起業家が外見を出して
集客していくにあたり、
とても多い希望として、
1歳でも若く見せたい・・・ということ。

いざ起業してみたものの、
まわりは若くてきれいな女性起業家ばかり。

老いは平等にやってくるものの、
老けて見えるより、
若く見せたいという女心、
私もアラフィフ世代ですので、
非常によく理解できます。

ですが、
それが相手から不自然な「若作り」印象に
受け止められてしまうと、
知らずに集客に悪影響を
及ぼしていることになりかねません。

なぜ「若作り」な女性起業家は売れないのか


若作りをしている人は、
シンプルに相手から見て「痛い人」です。

痛い人というのは、
自分を客観視できていない人です。


自分の外見を客観視できない人=
バランス感覚が欠如しているということなので、
高額のお金を払って、
何かアドバイスしてもらう・・・という発想に
なりにくいのです。


例外的に、
売れている女性起業家の中には、
振り切っている人というか、
若作りしまくっても
そんなの、どこ吹く風、
という人もいます
(例を挙げたいですが・・大人の事情で控えます)

そういう人というのは、
「若作りをしている自分」そのものを
キャラとして受け入れていて
自分に絶対的な自信があるし


外見を飛び越えて
人柄、ビジネス、実力、すべてにおいて
強烈なファンが出来上がっているのです。


仮にその人に「若作りですね」と
言ったところで
「あらそう、ありがとう」
で終わりでしょう。


もしもあなたが
「若作りですね」
と言われて、傷つくようであれば、
無理に若く見せようとするのは
やめたほうが良いです。


では、
どんな人が
「若作り」と思われてしまうリスクがあるか、
具体的にご説明します。

加工が激しい

最初に誤解のないように言っておきますが、
美肌加工アプリを使うことは、
私は賛成です。


基本的に毎日、顔をお見せするわけですから、
肌を滑らかに見せるとか、
色むらを整えるなどの
ある程度、相手に不快感を与えない程度は
礼儀と思っています。

なんでもかんでも
正直であることが正義ではない、
と私は考えています。


ですが、それがあまりに
実物とのギャップが
大きくなりすぎてしまうと
信用にかかわってしまうので

注意が必要です。

例えば、アプリにより、
目のサイズやフェイスラインまでも
大きく変わることで、
相手に与える印象が変わります。

インスタライブでの映像や、
リール動画の印象、
実際にセールスの場で初対面したときに
「だいぶ盛っているな・・・!」という
印象を与えてしまうと
マイナスになってしまいますので
注意しましょう。

メイクが古い・メイクが若い

メイクが10年前で止まっている人は、
「若作り」に見られやすいです。


特に眉は、これだけメイク情報が
流通しているのにも関わらず、
いまだに眉山くっきり、眉尻激細のような
安室ちゃんメイクをしている人が
見られます。


また、極端に今どきの若い子がやっているような
涙袋を作るメイク、
ラメをしっかり乗せるメイクを
やってしまうと
これも「痛い」印象になりがちです。


あえて周りが指摘できていないケースもあるので、
いま一度、本音を聞ける相手に
ご自身のメイクの印象を確認してみるのもおすすめです。

無理やり前髪を作る

とても多いのが、
「おでこのシワを隠すために前髪を作っています」
という方。

実際、前髪を全部おろしたスタイルには、
似合う人と苦手な人がいます。


基本的に、年齢にかかわらず、
顔立ちが大人っぽい印象の人は、
前髪自体が苦手です。


特に、おでこが狭い方が前髪を作ると、
毛根の生えグセから、
前髪が前に浮いてしまいます。

それを無理やり真下に降りるように、
パーマをかけてしまうと不自然な印象になります。

ちなみに、写真がまさに私です。
おでこにしわがあるので、隠したかったのと、
面長が緩和されることを狙い、
前髪を作っていたのですが、
カツラのように見えますね・・・


全部上げると寂しく見える、という方でも
前髪をやや長めにふんわりと作って、
斜めにおろすようなスタイルがおススメです。

パサついたロングヘア

悲しい事実なのですが、
加齢とともに、
どうしても髪がチリチリにうねり、
パサパサになるようになってきます。


毛根が加齢で緩むからです。
チリチリ、パサパサな髪は
どうしても若々しくは見えづらいです。


特にロングヘアにすると
その髪質が顕著に出てしまいます。


ミドルエイジ以降の女性起業家さんが、
もしもロングヘアをしたい場合は、
せめて、2か月に一度は美容院に行き、
ぜひ、髪のメンテナンスをしてもらってください。
そして、日頃のシャンプーもできるだけ良いものを。


極端に明るい髪色も
年齢によってさらにパサついて見えたり、
下品な印象になりがちなので注意。


どうしても、若々しいころの髪質が
キープできない・・・という場合、
思い切ってボブくらいにしてしまうのもアリです。


見せたいイメージを美容師さんと相談しながら、
ヘアスタイルを決めてください。


私自身も美容師さんと相談しながら、
なんとか今のスタイルをキープしていますが、
今後、これ以上、
髪に年齢が出るようであれば、
短くしようかと考えています。


髪も、顔の一部と考えてください。
そうすると、顔の中で占める面積が
非常に大きいのがお分かりになると思います。

スカート丈

スカート丈には、時代が出ます。
ここ数年のスカート丈の流行は
マキシ丈(くるぶしくらいの長い丈)が主流。
若い女性もマキシ丈を履いています。

そんな背景から、ひざ丈スカート自体が、
あまり店頭には無い印象ですが、
アラフォー以降の女性が
ひざ丈スカートを履いていると、
コンサバな印象と同時に、
やや古い印象が出てしまいます。


年齢に対して、
ひざ下が細くてきれいな方は、
見せたい気持ちはわからないでもないですが、
意外とひざの年齢は隠せません。


「若作りな人」と思われる
リスクがあることも、
ぜひ念頭に置いてください。


ひざ下を見せたいのであれば、
スリットなどで
嫌味の無い、上品な大人の見せ方を
するのがおススメです。

言葉遣い、発信の言葉

実際の話し方だけではなく、
SNSでの発信での幼い言葉遣い、
絵文字の多用など、
見た目とのギャップが大きすぎることで
信用を失う人がいます。


親しみやすさの演出かもしれませんが、
お客さまは、お友達にはお金を払いません。


ビジネスとして、
真剣に自分の悩みや願望に
向き合ってくれるプロフェッショナルに
その対価を払うのです。


これは若作り、というよりも
客観的に見て「精神年齢が幼い人」と
思われていないか、
いま一度自分の発信を
見直してみてください。

あなたが目指すべきは「若作り」ではなく・・・

売れている女性芸能人、女優さんなどは、
年齢なんて、
もはや分かりませんし、気にならないですよね。



それは、プロのメイクアップアーティストや
スタイリストなど、
その人を客観的な視点で
見ることができる人が
たくさんいるから
です。


不自然な若作りはすることなく、
その人の魅力を最大限に引き出すプロに
囲まれているからです。


そんなプロに囲まれていない
女性起業家であれば、
せめて、ご自身を客観的に見る習慣をつけてみてください。


具体的には自撮りをしたり、お友達や家族にも
どんなふうに見えているか
アドバイスを受けてみるのも良いでしょう。


一番のおすすめは、
やはり外見印象のプロ、イメージコンサルタントに
しっかりアドバイスを受けることです。
忖度の無い意見をもらうことができます。


目指すべきは、若作りではなく
「年齢不詳の若々しい人」です。


若々しい人、というのは、

相手の言葉に素直に耳を傾け、
常に新しいことにチャレンジをして、
いつもワクワクしている、
笑顔の素敵な女性。

自分に似合う服を上品に着こなし、
自分の魅力を引き立てるヘアメイクを
しっかり分かっている人。



そんな女性のもとには、
ビジネスだけでなく、プライベートでも
たくさんの人が引き寄せられることでしょう。


そんな私自身も、アラフィフ世代。


こういうビジネスをやっているからこそ、
痛い人と思われないよう
ムリなく自然に美しく、
年齢を重ねていきたいと考えています。