こんにちは。
女性起業家専門イメージコンサルタントの武田しのです。

いざ、資格を取って起業すると
既にたくさんの起業家が
華々しく活躍しているのを見て
実績ない自分が本当にちっぽけな存在に
見えてくるものです。

まわりがみんな眩しく見えて、
自分と比較してどんどん落ち込むばかり・・・
私は、そうでした。


あなたもそうではないですか?

初めての起業


私は2回、起業しています。
初めての起業は社労士として。


人材会社で会社員をしながら、
国家試験に挑戦し一発合格したんです。
みんなにすごいと言われました。
自分でも「私もやればできるんだ」って思いました。


私にとっては、合格がゴールだったので、
まさか起業してから地獄の日々になるとは
思いませんでした。


ツテもコネもないしから
仕事は当然ないし、仕事が来ても、
実務経験がゼロで自信がないから
「仕事来ないでくれ」って思うし(どっちだ


今思えば、私には一番適性の無い仕事だったので
24時間、常に精神的に不安な状態でした。

当時の私の写真は少ないのですが、
基本的に、いつも同じ服を着て、
いつも同じような表情をしています。

・猫背
・薄笑い
・薄化粧
・ベージュのジャケット


ベージュを選んでいたのは、
当時の女性社労士の先輩方がよく着ていた
ということもありますが、
あまり強く見せたくなかった、
というのが大きいです。


「仕事がほしい」といいながら、
頼られたくない、自信がない、怖い、
という精神状態のあらわれでした。

私自身がそうだったのですが、
よく起業直後の人が経験を積むために、
無料サービスを提供したり、
極端な低価格でサービス提供をしていますが、
あれはやめたほうがいいです。

「自信ないんだな」というのを
分かりやすく見せてしまいます。

今思えば、当たり前ですが、
見るからに
「自信のない起業家」ほど
意味のない存在はいません。


謙虚と自信の無さをはき違えてしまうと、
お金を払ってまで
サービスを受ける価値のない人の
イメージが定着してしまうのです。


その後、息子の病気をきっかけに廃業しますが、
このときの私の自信は地に落ちたので、
もう二度と起業することなどないだろうと
しばらくパートをしていたのですから、
人生はどうなるか分かりません。

2度目の起業

その後、紆余曲折ののち、
イメージコンサルタントとして起業したのが2019年。
(正確には2018年に骨格診断アナリストとして起業)

この時の精神状態は、1度目の起業とは
あきらかに全く違うものでした。


また、起業直後から
毎月お客さまが来てくれるようになり、
ありがたいことに、今日現在まで、
私は集客で困った経験をしたことがありません。

今回のテーマからそれて、
ちょっと余談にもなりますが、
その理由についても振り返ってみます。

二度目の起業で私が取った戦略

なぜ1回目と2回目で、こうも起業の結果に
違いが出たのでしょうか?

もちろん、仕事に対する私の適正の問題も
あるかと思いますが、
それ以上に大きかったのは、
私が1回目の起業を踏まえて
戦略を立てたことにあります。

1つはSNSを活用したこと。
最初の社労士時代は、50万円をかけて
立派な事務所ホームページを作ったのですが、
問い合わせはゼロでした

当たり前です、
私のことなど誰も知らないのですから。
当時は「認知」という概念すら、
知らなかったのです。

そこで私は、イメージコンサルタント養成学校に
通っている時代から、
高額のアメブロのコンサルをつけました。


2018年当時はアメブロ集客全盛時代。
「とにかく1日も休まずに記事を書いてください」
と言われました。

バカ正直だけが取り柄の私は、
とにかくそこから2年近く、クリスマスも正月も
1日も休まずブログ記事を書き続けました。

当時、そこまでやるイメージコンサルタントも
ほぼいなかったので、
私のサロンはすぐに有名になり、
全国からお客さまが来てくれるようになりました。

おかげで文章を書くことに
苦手意識がなくなりましたが、
ブログを書けばお客さんがきてくれるなんて
本当、いい時代ですね・・・(笑)

私に「新人感」が出なかった理由

さて、本題に戻ります。

もちろん、
2度目の起業当時もすでに活躍されている
イメージコンサルタントの先輩方が
たくさんいました。


元アパレルとか、美容部員とか、CAとか、
華々しい経験も、何も持っていなかった私。


しかも、ファッションにもメイクにも
もともと興味がありませんでした。

社労士時代の例を考えると、
自信が無くて、不安で仕方なかったはずです。

そんなファッションビジネス超初心者の私が、
それでも起業当初から「新人感」が
あまり出なかったのは、
自分で自分を外見ブランディングしていたからです。

どんな外見であれば、
お客さまの信用に値するか?
自信がないなら、外見から自信を作ろう。


見た目から「自信ある自分」を
先取りしよう
、と考えたのです。


価格も、最初から比較的強気に設定しました。
もちろん、サービス価格にはしましたが、
期間がすぎてからはちゃんと本来価格に戻しましたし、
それでもお客さまは来てくれました。

そして値上げしても、
お客さまが途切れることはありませんでした。



実際、当時のお客さまからは
「歴20年ぐらいのベテランかと思った!」
と言われていました(笑)

そうやって、
外見と内面が、
どんどん近づいて行ったのです。

いま思えば、
一番最初に私が
「女性起業家向けイメージコンサルティング」
をしたのは、私自身だったように思います。

なりたい自分に外見から先取りしてなる効果

その後、すこし背伸びをして
オーダースーツも作りました。

当時の自分にはまだ早いかな?と
思ったりもしましたが、
このスーツを来てサロンで接客をしていると、
服が自分にどんどん自信を
つけてくれるような気がしました。



このスーツ、見覚えありませんか?
実は私のプロフィール写真の服でもあります。

私にとって、外見から自信をつけること
確信にしてくれた思い入れのある服です。

私は、服というのは
外見的アファメーション効果があると考えています。

アファメーション、とは
言葉の力で、潜在意識に理想の自分を
刷り込んでいく方法。

「豊かな私になります」
「自信のある自分に変わりつつあります」

など、願いをかなえるために
言葉の力を活用する方法です。

ファッションは、その視覚版。
毎日、なりたい自分を先取りして
鏡で見ることで、
先に理想の自分を脳に刷り込んでいくのです。


これは、なりたい自分を叶えるのに
絶対に良い方法だと思いますよ。

「それを着ていく場所がない」という人はうまくいかない

よく同行ショッピングなどで、
服をご提案すると、

「素敵だとは思うけど、それを着ていく場所がない」

とおっしゃる方がいます。
そういう人は、
人生を損していると思います。


いざ、それを着るような
千載一遇のチャンスが訪れても、
クローゼットの中に
「着ていく服がない」という理由で
あきらめることになるのですから。


私のクライアントさんも、
同行ショッピングでステキなワンピースを
迷っていらしたのですが、

「このワンピースで高級ホテルで
お茶会しているイメージを持つといいですよ」

とお伝えしたところ、
実際にそれを着てお茶会するイベントを
引き寄せてしまいました。

叶えたい望みがあれば、
ファッションの力を借りる。

「稼げる外見」とは、
理想のお客さまを引き寄せる外見ではありますが


外見から、なりたい未来の自分になる
自分に魔法をかける


ということでもあるのです。