こんにちは、女性起業家専門イメージコンサルタントの武田しのです。
ビジネスを左右するものは
第一印象である、
というのは言うまでもありませんが、
それを「プロフィール写真を整えること」と
思っている方が多いです。
確かに、プロフィール写真がイラストよりは、
顔写真、しかも、きちんとプロに撮影してもらったほうが
ビジネスには100倍効果がある、と断言できます。
アイコンをイラストではなく顔写真にすることを強く勧める理由
イラストやアイコンの場合、
極端な話、
その人が本当に実在しているかどうか
受け手側には分かりません。
そんな大げさな、と思いますか?
ですが、かわいい女の子アイコンの人と
やり取りをしていて、実際に会ってみたら、
中年男性だった、というケースがごまんとあるのに、
なぜビジネスになると
そこまで考える人はいないだろう、と
思えますか?
プライベートアカウントであれば、
イラストでも構いませんが、
ビジネスアカウントであれば、
イラストであると、「人間」ではないため、
メッセージに体温が乗って伝わりにくいです。
今後、どんなにAIが進んだとしても、
私たちはやはり体温を持つ
「人間」からサービスを受けたいし、
アドバイスを受けたいのです。
また、お客さまが
誰からサービスを受けようかを迷っていて、
ほぼ同じサービス内容であれば、
顔が出せない事情がある人は
圧倒的に不利になるでしょう。
では、プロフィール写真を
プロ撮影か、スマホによる自撮りかについてですが、
どんなにスマホ撮影の性能が上がっても、
断然、プロ撮影をおすすめします。
プロフィール写真をプロに撮影してもらうメリット
プロに撮影してもらっていることで
①高度な撮影技術、豊かな表情を引き出してくれる
②その人のビジネスに対する本気度・覚悟が伝わる
③プロにお金を払える豊かさがある
=口だけではなく実際に稼げている
というポジショニングが取れる
という恩恵を受けることができます。
特に、②と③に気付いていない人が多いです。
得られるものは、単なる映りの綺麗さ、
だけではないのです。
これをふまえたうえで。
実は、プロフィール写真は
まだ、お客さまにとっての
第一印象ではありません。
第一印象は、写真ではなく、
初めて「動くあなたに会った時の印象」。
最近では、リアル対面ではなく、
オンライン対面も第一印象になるでしょう。
ではプロフィール写真はどういう位置づけかというと、
企業であればロゴマークを見たときくらいの印象。
第0印象、という人もいます。
じゃあ、プロフィール写真には
あまり意味がないの?ということは
もちろんなくて、
お客さまは第0印象が良いから人だからこそ、
じゃあ、実際に会ってみよう!という気持ちに
なるわけですから、
第0印象の段階で全力を尽くしたうえで、
次に進んでいただけるのです。
第一印象を良くするためにできる5つのこと
ここでようやく、第一印象の話です。
プロフィール写真とギャップがあるのは問題外。
よく、プロフィール写真を
実物より盛って映るように頑張る方がいます。
気持ちはわからないでもないですが、
実物との差が大きいと、
かえって信用を失うことがあります。
知らないところで、見栄っ張りな人という印象に
受け取られかねないため、
盛っても普段の印象の1.5倍ぐらいで
ちょうど良いと思います。
では「はじめまして」でお会いするときに
少しでも印象を良くするためにはどうしたら良いでしょうか。
以下、ポイント5つにまとめました。
①服のシワ
服のシワ、ラウンドネックの首元のヨレは
・清潔感が無い人
・雑な人
という印象を与えがちです。
プチプラ服でも構いませんが
シワ1つで一気にお値段相当に見えてしまうことがあるため、
もしプチプラ服をビジネスで着るなら、
完全にビジネス用にしてしまうのをおすすめします。
最近はミニマリストブームで
ビジネス用とプライベート用の服を
兼用する方も多いですが、
プチプラ服に関しては、分けたほうがお勧め。
ランチのミートソースのシミがついていることに、
セッション最中に気付く、
なんてことが無いようにお気をつけください!
また、綿・麻などの自然素材の服は
着心地が良いですが、
ビジネスで着る場合は、部屋着感・パジャマ感が
出やすい素材ですので、注意が必要です。
②髪
プリン髪・白髪の染め残し
・まったくセットしてない髪は
野暮ったく見えがちです。
また、無理に前髪を作ったりなど、
ヘアスタイルが
お顔の印象とちぐはぐだと
若作りな印象を持たれてしまいます。
服を1着買う前に美容院へ行きましょう。
丁寧に相談に乗ってくれる
価格帯のサロンがおすすめ。
③メイク
特に眉。
古い形の眉だと
「考え方も昔で止まっている人」
という印象を与えます。
Youtubeで勉強するのも手ですが、
自分の顔に合っていないと無意味です。
特に高度なテクニックは不要ですが、
顔が看板の女性起業家は最低でも
以下3つだけ知っていれば十分です。
・基本的なメイクの仕方
・自分の顔立ちに合ったメイクの仕方
・自分の色素に合ったコスメカラーの選び方
(パーソナルカラー)
④ひと昔前のファッション
トレンドを取り入れたファッションである
必要はありませんが、
服が捨てられない人・
おさがりを着る人は要注意。
流行は繰り返しますが、サイズ感などが
微妙に変わっています。
目安として、3年以上前の服を着ていると
やや古臭い印象を与えている可能性があります。
最近顕著なのがスカート丈。
最近はマキシ丈が主流です。
ひざ丈スカートは危険なので注意が必要です。
⑤奇抜すぎ、個性的すぎ
起業家は目立ってなんぼなので、
奇抜なファッションそのものを否定はしません。
強烈なファンも作りやすい分、
「この人は私とは無縁の世界の人」
と話を聞く前にされててしまう諸刃の剣です。
あなた自身が、その諸刃の剣を使いこなす
剣の達人であればいいのですが
(=いわゆるSNSマーケティング・
イメージコンサルティングのプロの
指導のもと演出している状態)、
自己流キャラ設定は事故流のもとです。
まずは、
あなたの理想のお客さまが望む
外見の要素を言語化し、
整理してみると良いですよ。
いかがでしたか?
外見は内面と違い、
今すぐにでも変えられますが、
自分を客観視することは
意外と難しいもの。
一人では難しいので、第三者の手を借りるとスムーズに、
余計な回り道をしないで済みます。
ぜひ信頼できる人からの
アドバイスを受けてみてくださいね!