私が、骨格診断を知る前の時代を思い出していました。

今では絶対着ない服 、今日はそのお話をしたいと思います。

学生時代からの夢だった航空会社の客室乗務員の面接に何十回と数え切れないほど落ちた私。自分の容姿に自信を失いとても傷ついていました。

新卒から派遣社員だったので一度も正社員になったことがなかったこともコンプレックスでした。
派遣先の同じ職場には私とほぼ同じ身長の正社員の女性の先輩がいました。
仕事ぶりは完璧なのに巻き髪とフレアスカートが良く似合ういつもいい香りがするような美しい女性で、私もその先輩のようになりたくて、同じ化粧品を使ったり、同じヘアサロンに通ったり、同じブランドのお洋服を選ぶようにしたり、とにかく真似をしてみました。

でも、なんか違う、あまりにも違う。

    顔が違うのは当然ですが、先輩はあんなにも女らしいのに私が先輩と同じスタイルをすると鏡の中の私はごっつく見える。

「なぜ?    そうか!私が太っているからだ! 」と思うようになりました。
 同僚に聞いても「ダイエットなんて必要ないよ〜」と言うけど、「じゃあ先輩のようになれないのはどういうわけだろう?」と真面目な性格が功を奏し大幅な減量に成功!なのに骨ばかりが目立ちさらにたくましく見えてしまう。

そしてリバウンドしては自分を責め・・・の繰り返し。ますます自分に自信がなくなっていく負のスパイラルに。

当時の私にとってオシャレとは、もはやその先輩と同じテイスト、つまりフェミニンなファッションをすることでした 。
ある時、友達に冗談で「女装のようだ」と言われて、改めて感じました。
私はその先輩のようにはなれないんだなと。

それ以来オシャレになろうとするのはやめました。

その後、社労士として1度目の起業、子どもの闘病、2人の子育てをする安中で、オシャレは完全にあきらめました。とにかくラクな服を着ようと考えました。

私は身長だけでなく足のサイズも手のひらも大きいんですが、それもこれも全部成長期にソフトボール部でピッチャーをやっていたせいだと思いこんでいました。

 私の胸元が骨ばっているのは、ずっとうつ伏せでしか眠れなかったからだと思ってました。

だからこんな身体になってしまったのはすべて自分のせいだと責め、オシャレを楽しむ気持ちも長らく全然持てませんでした。

ですが、骨格診断の存在を知った時、今までのことがすべてつながりました。

なるほど!だからだったのか。大げさではなく雷が落ちたような腑におちる思いがしました。

骨格診断を通して長年のコンプレックスは私の最大の魅力でもあったことに気づきました

今の私の体型はピッチャーをやっていたからでも、うつ伏せ寝だったからでもなくて、単にそういう骨格タイプだったからでした。

それまであまりオシャレに目を向けてきませんでしたが、世の中にはフェミニンなスタイル以外にも、女性らしく見せられるいろいろなテイストがあって、こんな私だからこそ着こなせるお洋服もたくさんあることに気づきました。

最初からその先輩のコピーになる必要なんて全然なかったのに・・・。
ありのまま私のままで良かったんだ。自分にかけていた呪いが骨格診断を通じてゆっくりと解けていく気がしました。

「そのままで、ありのままで、もうすでに素敵なものをたくさん持っているよ」と、もっと早く教えてくれる人がいたら・・・と思ったのですが、思い返すと私の周りの人たちがそれをいろいろな表現で言い続けてくれていたんです。でも私はそれを信じようとせずに「またまた~」と全力で拒絶していました。

ご自身のファッションに迷われている方に、是非このメソッドを早く知ってほしいと思います。

誰かに褒めてもらったら、「またまた~」というのをグッとこらえて 「もしかしたら、本当かもしれない」とぜひ思うようにしてみてください。

今のあなたは、ありのままでもう既に素敵なものをいっぱいもっています。
自分のスタイルに自信を失いそうになった時、そのことをぜひ思い出してください。

最後までお読みいただきありがとうございました!