「自分にとってのファッションとは何か」と聞かれたら、あなたはなんて答えますか?
似合う、似合わないとか、そういうのを完全に抜きにして、
ファッションとは、何か?
という極めて根本的なことを考える機会は実はあまりないかも知れません。
ファッションとは・・・
私にとってファッションとは・・・自分のこれまでの経験を思い返してみました。私にとってファッションとは、
勇気、自信をつけてくれるもの。
いい気分にしてくれるもの。
そして、「なりたい自分の姿」を叶えてくれるもの。
私が「なりたい自分」って何だろう?
それは、自分の軸がしっかりあってぶれない人。
そうか・・・
私は、ぶれない人にずっと憧れてきたんだなと、改めて気づきました。
以前、骨格理論とか、パーソナルカラーとか、いったん置いておいて純粋に自分が好きかどうかという基準だけスクラップを作ったことがあります。
こういうのを作ったんです。
少し作ってから、「 あ、これ違う」 と気づきました。確かにこれらは私がいつも選ぶ感じのお洋服です。
でも骨格やパーソナルカラーを熟知しているからこそ、それらに必要以上にとらわれている自分に気づきました。
骨格とか、カラーとか、着まわしとか、いろいろな思惑を抜きにして純粋に自分がワクワクす服は・・・・ こんな感じでした。
とにかく華やかな色と柄がいっぱい。
私はずっとこういう服が着たかったんだなぁ、と改めて気づきました。
骨格診断は決して好きなテイストをあきらめさせるものではありません。
着丈やサイズ感、素材などポイントを押さえればウェーブだって、マニッシュでクールな着こなしができるし、ナチュラルだってエレガントで女らしい着こなしも出来ます。
むしろ好きなテイストをあきらめさせないのが骨格診断だと今は思っています。
でも、以前の私は色や柄を取り入れることにブレーキをかけていました。
これは私の育った環境によるものだと思います。うちの母は肌が真っ白で綺麗な人なんですが、昔から服装がいつも地味で、目立たないようにしていました。私が派手な服を着ようとすると、あまり良い顔をしなかったので、母になんとか好かれたくて、どんどん同じようになっていきました。
着回しのしやすいお洋服もいいけれど、やっぱり私は気分の上がるお洋服がずっと着たかったです。
でも、今の私は骨格理論とパーソナルカラーが味方となってくれています。
自分自身に、どんどんそういうお洋服を着せてあげよう!と思っています。
それを繰り返すことで、ファッションを通してこれから私がずっとなりたかった、「自分の軸があってぶれない人」になっていけたらと思います。
私のお客様にも、似合うファッションをご提案するのは大前提ですが、ご自身が好きなスタイル、テイストを改めて確認していただこうと思っています。
最後までお読みいただきありがとうございました!