こんにちは!
稼ぎたい女性起業家専門イメージコンサルタントの武田しのです。
起業家さんが自分の魅せ方を考えるとき、まずは1日数時間のイメコン(イメージコンサルティング)を受けられる方は多いですね。
私もかつて、1日完結型のコンサルをご提供していたのですが、たくさんの起業家さんにお越しいただきました。
ですが、数時間だとお伝えできることが少なすぎます。
診断して、似合う傾向をお伝えして終わりです。
それを活かせる人というのは、もともとファッションビジネスに従事していたり、理論を勉強をしていたり、かなりセンスがあったり、ある程度の土壌がある人。
大体は1回コンサルを受けただけでは、まず活かし方がわからないし、下手をすると自己流で全く違うように解釈をして、コンサルを受ける前よりおかしなことになってしまうことも。人は自分に都合よく解釈をしたくなる生き物だから。
この記事を読んでくださっているあなたは、起業家にとって外見は自分のサービスの「看板」であり「最大の広告塔」であることを十分理解していますよね。
もし個人起業家として、本気でビジネスをやっていきたい、という人は、一生モノの外見ブランディングコンサルを受けるのは、間違いなく今後ますます必須科目になるでしょう。
その際に、悩ましいのが「講座型」がいいのか「マンツーマン型」がいいのかです。
講座型とは、講師1名に対して、生徒が多数いる形。
マンツーマンとは、その名の通り、講師(コンサルタント)1名に対して、生徒(クライアント)が1名という形。
塾か個別指導か、というイメージです。
私自身はこれまでに多くの学びに投資をしてきて、それぞれに良さがあると思いますが、現在は「マンツーマン」のみでのコンサルティング提供をしています。
私がマンツーマン型にこだわる理由
実は、同業者さんや他の起業家さん達から、ここ最近よく講座形式を勧められます。
それがこの記事を書くきっかけになったことでもあるのですが・・・
どうやら、起業塾さんでも講座形式にすることを積極的に推し進めているようですね。
私がマンツーマン形式にこだわる理由の1つとしては、講座形式だとそれぞれの課題が違う生徒さんを、それぞれの理想の未来に連れていくことをコミットできないからです。
例えば、塾でも、出来のよい子ばかりではないですよね。
正直、落ちこぼれが必ず発生しますが、塾側は、与えるべきことさえ与えれば、何かにコミットする必要はないわけです。
実際、大手の起業塾でも、広告に登場する華々しい結果を出しているのは上位1~2割、と言われています。
結果を出せなかった、残りの8~9割の起業家は、なぜ自分だけが結果を出せなかったのか分からずに、傷つきながら浮遊霊のように、いろいろな塾をさまよっています。
マンツーマンの場合は、お客様は生徒ではなく「クライアント」なので、クライアントの望む未来のために、あらゆる手段を使って理想の未来にお連れできるように、コンサルタントは全力を尽くします。
(もちろん、結果に確約はできませんが、理想の未来を叶えるために必要なやるべきことは明確にお伝えしています)
私が提供しているのは起業家の「外見ブランディング」ではありますが、最終的なゴールは、売上アップであることがほとんど。
そして、お客さまたちを見ていると、売上アップを阻害しているものは、ブランディングの問題ではないことは多々あります。
・そもそも外見に対するマインドブロックが強すぎて、ファッションやメイクより先に癒しが必要
・綺麗になっても、見てもらえるだけの行動が全く足りてない
・ブランディングでせっかく集客できていても、その受け皿(導線)が出来てない
などなど
一人ひとりのボトルネックが違うのに、1対多の形式では、望む未来に最短距離でお連れすることができるわけがないんです。
現在、私自身も、ある一人のマインドメンターにマンツーマンでずっとお世話になっています。
マインドだけではなく、ビジネス含めて、今の私に欠けていたり、軸がぶれているものなどをサポートしていただいていますが、毎回気づきの連続です。
一人起業が長かったので、元はマインドもビジネスもだいぶこじらせていたのを、整えていただきました。
講座形式なら、ここまでスムーズには整わなかっただろうなと思っています。
講座形式のメリット
とはいえ、私自身もこれまで数え切れないほどの「講座」を受講してきました。
講座が絶対にダメ、ということはなく、むしろ講座形式が適しているものもあります。
それは「資格取得講座」など、ゴールが具体的かつ明確なもの。
なぜならこれは、「取得するためには●●時間受講すれば良い」というゴールへの目安が明確だから。
ただ、どうしても受け身になってしまうのは否めず、受講しただけでは本当の実力はつかないので、受講後も自力での勉強は不可欠ではあるかと思います。
また、複数名で受けることもあるので、マンツーマンよりは圧倒的に安く受けられることが、講座型の一番のメリットかと思います。
そして、他の受講生との交流を目的とする人は、講座型も悪くはないと思うのですが、私からしたら「余裕あるね・・・」という印象です(交流という名の現実逃避をしているうち消えていった起業家を、多数見てきましたので)。
交流自体が悪いこととは思いませんが、目的を見失っては望む未来へ遠回りになります。
「講座型」を実施する側のメリット
私に「講座化」を進めてくる人たちの一番の理由は「稼ぎやすいから」です。
たくさん受講生を集めることができれば、マンツーマンよりも少ない労力で、圧倒的に大きなお金が動きます。
実際、大手の起業塾では、最初はマンツーマン形式である程度のサポートを経験した後で、そのノウハウを普遍的なものとして講座型や、オンライン教材にすることを勧める流れが出来あがっているそうです。
また、売る側としても、マンツーマンより生徒1人あたりの単価を抑えられるので、より低額でのセールスで済み、単純に売りやすいので、購買までの教育は浅くて済みます。
ただ、これは私個人の考え方ではありますが、「それって本当にお客さまの目的達成を考えているの?」とつい感じてしまいます。
私は、私を信じて申し込んでくださるお客様だからこそ、私の想いをしっかり理解いただいたうえで、本気の想いを私に託してほしいと思いますし、私もそれに答えられるように一人一人違う課題に、時間をかけて全力で取り組みたいと考えています。
このような人はマンツーマン一択
・最短距離でゴールにたどり着きたい
・無駄なことをしたくない
・自分の惚れ込んだ人から直接学びたい
・「その他大勢」にはなりたくない
・自分の課題がどこにあるのか分からない
上記で1つでも思い当たる人は、多少予算が厳しくても、一生の学びとするためにマンツーマン一択だと思います。
私のところにも、いろいろな講座をこれまで受けてきたけれど、どれも中途半端で身に付かず終わってしまった、という人がたくさんいらしています。
結局、人生のコスパ、タイパでいったらマンツーマン一択だと私は考えています。