今日は貧相に見えてしまう服について、考察してみます。

これまでに、「たくましく見える」「着太りする」についてお話してきましたが、「貧相に見える」というのは、これまでの2つに比べると、ちょっとピンとこないかもしれませんので改めて確認してみます。

私にとって貧相に見える人の印象をお伝えすると、

  • 服の印象しか記憶に残らない人
  • 服の印象しか記憶に残らない人(服に着られてる、負ける)
  • 良いものを着てるのに安っぽく見えてしまう人
  • 無駄な脂肪がないのになぜかさびしく見えてしまう人

これは骨格診断でウエーブの方に多く見られやすい現象かもしれません。

ウエーブタイプの方の主な特徴は横から見ると薄くて平べったい印象で、正面から見ると女性的なゆるやかなカーブを描くラインとなっています。

痩せている方であってもしっとりソフトな肌の質感を持つ方が多く、例えるならフワフワのマシュマロのよう。

太っても上半身には肉がつきにくく、腰回りや下半身を中心につきやすく、下に向かってやや間延びした印象のある方が多いのが特徴です。

ストレートさんもナチュラルさんも、それぞれ身体そのものの個性、存在感が強いので印象に残りやすいのですが、ウエーブの方はほかの骨格タイプに比べて強いクセがない分、比較的印象に残りにくいのかもしれません。

そんなウエーブタイプの方が貧相見えして見える主な原因を以下の2つに絞りました。

ビッグシルエット過ぎるデザインを着るから貧相に見える

「えっ!華奢な女性が着るビッグシルエットってかわいくない!?」って思う方も多いかもしれません。たしかにこの冬もビッグシルエットが引き続き流行中で

ブロガーさんたちの「あえてのXL」をたくさん見ました。個人的にもかなり観察をしていたのですが、現実的にウエーブさんがビッグシルエットを美しく着こなす条件はスタイルの良い、お若い方に限るということが分かりました。

特に、アラフォー以降の大人世代ウエーブさんの極端なビッグシルエットはどこかアンバランスで、若作りな印象は否めません。

幅広い世代から好感を持たれるファッションを目指すなら、私は骨格ナチュラル以外の方にメリハリのないビッグシルエットはおススメしていません。

どうしでも着たい方は、せめてボトムスにはピタっとしたスキニーを合わせたり、ベルトマークするなどメリハリをつけるようにするとバランスが取れると思います。

寂しすぎが貧相に見える

ストレートさんは、引き算ファッションがシックで素敵にきまる場合があります。しかしウエーブさんが同じ服を着ると、とにかく寂しい印象が否めません。

例えばユニクロUのようなシンプル名品Tシャツがあります。こういったシンプルアイテムをウエーブさんが1枚で着てしまうと、完全に値段相応に見えたり、首回り、胸元の間延び感が強すぎて、まるで体育着のように見えてしまうことがあります。

ウエーブさんがこういうアイテムを着る場合はアクセサリーや、羽織り、巻き物など何かしら重ねて盛ってあげることで寂しく見えることを回避することができます。

そこそこ良いお洋服を着ているのに、なぜか、安っぽく見える・・・。

どうもみすぼらしく見えるのは年齢のせい?ではありません。

それは骨格タイプと洋服の選び方かもしれません。
「私の骨格タイプは何だろう?」
「似合わない服より、私に似合う服を教えて!」

そう思われた方は、ウィルラボの骨格診断を受けにいらしてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました!