【骨格タイプ別】似合うヒップライン

骨格診断をするとき診断の決め手となるポイントがいくつかあるのですが、そのうちの１つが腰です。

腰からヒップラインというのは骨格タイプを分類する際にとても重要なポイントとなっています。

骨格タイプによりヒップラインが全く違い、それにより似合うボトムスも変わってくるので、今日はそのお話をしたいと思います。

骨格ストレートさん

ストレートさんは腰の位置が3タイプの中で一番高く、骨盤の後ろに筋肉のハリがあり外国人のような丸いヒップラインが特徴です。

ストレートさんはタイトスカートが一番似合うとされるのも、このためです。

他の骨格の方では出せないような立体的なラインが出るのです。

ただしあまりフィットしすぎたものを着ると、肉感的な感じが強く出てしまい、上品にならずに着太りもします。

しっかり自分のサイズに合うものを選ぶのがコツです。

ウェーブさんは腰の位置が、3タイプの中で一番低く、ストレートさんのような筋肉のハリは無く、腰も薄いのが特徴です。

ヒップラインもなだらかで、平坦な感じになります。

ウェーブさんがふわっとしたフレアースカートが得意と言われるのは、スカート自体が持つ立体感が平坦なヒップラインをバランス良く補ってくれて、着太りに見えることがないからです。

ウエーブさんは重心が下に下になりがちなので、スカートもなるべくハイウエスト気味にしたり、ベルトなどでウエストマークすることで理想的なバランスに近づいていきます。

マキシ丈のように長すぎるものは、重心が下がりすぎてアンバランスに見えることもありますので注意してください。

ナチュラルさんの腰の位置は、高い人もいれば低い人もいて個人差があります。

共通して言えるのは、骨盤の厚みがあるということです。一見、同じようにヒップに厚みのあるストレートさんと似てる人もいるのですが、腰を触るとストレートさんのような筋肉のハリは無く、ゴツゴツとした骨を感じます。

硬い床の上で寝ると骨が当たって痛いので、体育館での体操が苦痛に感じたりします。

厚みはあってもヒップラインは平面的です。

スカートよりパンツスタイルのほうが、しっくりくる方が多いのもそのためです。

ヒップに限らず骨格全体が、立体感のあるボックスシルエットです。

ボリュームのあるワイドパンツでも、スカスカしすぎることなく履きこなせてしまう強い骨格といえます。

ガーリーに寄せると、アンバランスな印象になり、かといって、あまりフィットしすぎると今度はたくましくなりがちです。

ガウチョパンツやボリュームスカートなど、ゆとりある大人っぽいスタイルにまとめるのが良いです。

以上を踏まえたうえで、街を歩く女性のヒップラインを見てみると、それだけで骨格タイプをなんとなく想像できるかもしれません。