アンケート結果
今回、デラックスコースを選びました。 パーソナルカラー・骨格診断・顔タイプ診断どれか欠けると、欠けた部分のせいで上手くいかないんだと元の木阿弥になるだろうと感じた為、トータルでカウンセリング頂く事で疑問を全てスッキリさせたいと思いました。
今まで自分なりにやってきたものの、しっくりこないを繰り返していました。色がしっくりこない、形がしっくりこない、雰囲気がしっくりこない。色、形、雰囲気、それぞれの境界線がハッキリしているのではなく、それぞれ複合的に重なり合う部分もあるなぁと感じてはいました。
正直、私には少々値の張るものでした。しかし、今までのモヤモヤから来る心の重さを考えると、今後の自分が自信を持てる未来に投資する価値ありと思いました。カウンセリング後、資料とLINE相談できるシステムも安心材料でした。
似合うが分からない事です。 服を断捨離する中で、自分に似合うや自分の好きが分からなくなりました。そして自信がなくなり、とりあえず装いを見繕う様になり、気付けば楽しむ気持ちを忘れていました。
はい。 現状把握と似合う為の解決法が理解でき、しのさんにも沢山誉めて頂き心も明るくなりましたので、自分のペースで楽しみながら自分作りができそうです。
巷の良さそうな物を取り入れたはずなのに、なんだかしっくり来ない方におすすめです。 論理的に似合うの説明受けたい方。
とてもお綺麗な方なのに、こちらが緊張してしまう事もなくリラックスしてお会いする事ができました。 写真の印象より実際は気さくで圧が少なく、常にお気遣いのある方でした。砕け過ぎないけども硬いわけではなく、丁寧にご自身の感じた事をお話し下さり、とても楽しい時間を過ごせました。
今回のお客様はこんな人
都内在住のY様。活発なお子様の子育て中のママということもあり、普段はカジュアルなファッションが中心。ほとんどスニーカーで過ごされているとのことで、この日もスニーカーでお越しいただきました。
顔タイプ診断・骨格診断
まず最初に顔タイプ診断からスタート。お顔の印象から、大きく、得意なテイスト、あまり得意ではないテイスト、というものが分かります。
なお私のコンサルティングでは、
①顔タイプ診断
②骨格診断
③パーソナルカラー診断
④ ①~③を踏まえて総合的なご提案
という流れで進んでいきます。
①顔タイプ診断では「得意とするテイスト」が分かります。テイストとは、ごく簡単に言うと、軸とするファッションの方向性のこと。カジュアル or きれいめ、かわいい系 or かっこいい系といったことです。
もちろん、美人百花系の甘い服が大好きな方に「あなたパンツスーツしか似合いません」といったりはしません。ただ、得意・不得意というテイストの軸は存在するわけで、得意な軸を理解していれば、仮に苦手なテイストであったとしても、得意な軸を経由することで、自在に似合わせることができる、というわけです。
そこから、②骨格診断や③パーソナルカラー診断を基に、サイズ感や素材、色など、より詳細なスタイリングのご提案をしていきます。この流れはお客様にとっても、スムーズに取り入れやすいようです。
さて今回のY様の顔タイプはエレガントタイプ。
世代感・・・大人タイプ
形状・・・曲線直線ミックス
エレガントタイプの方は、女優さんでいうと中山美穂さんや後藤久美子さん、北川景子さんなど、目にシャープさや強さがあり、華があるタイプの方が多いです。大人っぽく都会的な柄、コントラストの強い配色などが似合いやすい傾向があります。
また、私自身もエレガントタイプということもあるのでわかるのですが、ほかの大人タイプ(フェミニン・ソフトエレガント・クール)に比べても、エレガントタイプはひときわカジュアルが苦手な傾向が強い気がしています。
かといって、子育て中のママに、いつもブラウスを着てください!とか、ハイヒール必須です!といったところで、現実的に無理があります。とはいえ、今までどおりの、カジュアルど真ん中のままでは、何も変わりません。
さらに、骨格診断はストレートタイプ。
スタイリングバランス的にも、本来は正統派でキレイ目に仕上げたほうが、魅力が引き立つタイプ。お手持ちのものはカジュアルばかり・・・さてどうしよう?
エレガント×ストレートと診断されて最初に買うもの
Y様の今回のコンサルティングの目的は「断捨離」。ですが、矛盾しているかもしれませんが、私のご提案は「靴を足す」ということでした。それが最終的には断捨離にもつながり、今ある服を生かすことにつながります。
おすすめは、スニーカーからショートブーツへのチェンジです。骨格ストレートさんなので、特におすすめはきれいめなレザー素材(レザー「風」でもOK)の、ごくシンプルなショートブーツ。多少ヒールがあるほうがきれいですが、難しければローヒールでOK。
春夏なら、同じくレザー素材のフラットシューズ。つま先が出るサンダルでもOKですが、その場合はフットネイルは必ずします。
ポイントは、まず「シンプル」であること。編み上げだったり、リボンや花がついていたり、柄が入っていたりと、最初は何かと個性を出したくなるのですが、1足目はぐっと我慢。色は黒。持っている服がブラウン系が多い人は茶でもよいかもしれませんが、ブラウン系の服が多い人はすでにおしゃれな人だったりします。つま先の形は細め。顔タイプエレガントさんは直線も含むので、特にスクエアトゥやポインテッドトゥが洗練された印象のお顔にマッチしやすいです。
エンジニアブーツのような厚底も流行中ではありますが、よりカジュアルな印象が強くなります。定番のショートブーツであれば、スカート、パンツ、デニム、スニーカー以上にどんなアイテムにも合うので、元が取れます。おしゃれが大好きで、たくさんのアイテムでいつも違った印象を演出したいという方以外は、まずは正統派でベーシックを抑えることが優先です。厚底アイテムはややおしゃれ上級者さん向けと考えてよいでしょう。
実はY様、カジュアルばかりでなく、キレイな雰囲気のスタイルもしていらっしゃったのですが、足元が常にスニーカーだったので、なんとなく垢抜けて見えにくい現象が起きていたのでした。足元がブーツに代わるだけで、今までと同じ服でも、より洗練されて見えるようになるはずです。
あとはそのショートブーツを軸に、骨格診断のセオリーにのっとって、凹凸やストレッチの強い素材、横幅を出すアイテム、オーバーサイズのアイテムなど、あまり「着ていて得をしないアイテム」の割合を少しずつ減らしていきます。慣れてきたら、配色にコントラストを付けたり、ボトムスに柄アイテムを足すなど、少しずつ似合わせも意識していきます。一歩一歩、少しずつで大丈夫。
小さな子どもの動きは読めないので、ママは動きやすいことが必須ではありますが、常に全力疾走できるスタイルである必要はなくなります。「母なのだから、基本スニーカーでなくてはいけない」という時期は、もしかしたらすでに過ぎているのかもしれません。
それでも、どうしてもスニーカーじゃないとダメなんです・・・(泣)という方は、キャンバス地やナイロン地といった、学生さんが履いているような素材ではなく、レザースニーカーやレザーが多くあしらわれているスニーカーがおすすめです。レザー「風」でもOK。ルコックはシンプルで大人っぽいデザイン。これでなくてもOKですができるだけロゴが目立ちにくいもの、厚底すぎないものがおすすめです。色は白か黒が使いやすいですが、顔タイプエレガント・クールは黒、フェミニン・ソフトエレガントは白がおすすめ。
顔タイプエレガントさんは、顔の華やかさから、コントラストのある強い配色や柄が似合うとされます。ただ、靴などの小物は、まずはシンプルなほうが、最終的にどんな服に合わせやすいです。顔・服・靴、全部が個性的で華やかだと、抜け感がなくなり、かえって野暮ったく見えてしまうことがあります。ファッションは全体のバランスが重要。デザインスニーカーは上級編、ということで、楽しみに取っておくのが賢明です。
後は可能な範囲で、アクセサリーやネイルといった、生活のカジュアルから「大人のカジュアル」にシフトする小物アイテムを足していく、という流れがおすすめ。ネックレスやピアスは子供が引っ張ってしまい危険、ということでしたら、ネイルがおすすめです。
ネイルの効能
私自身、ネイルをするようになり、人生が大きく変わった一人です。ネイルは鏡を見ない日でも手元は毎日目に入るもので、自分が女性であることを忘れさせないでくれます。
大げさではなく、ネイルは毎月服や化粧品を買うのを我慢してでも、続ける価値があると思っています。見た目だけでなく、自分の心に作用するもの。私は指輪やブレスレットはかゆくなるのでつけないのですが、ネイルは欠かさずしています。
お客様からもネイルをよく褒めていただけるので、私が行っているネイルサロンでパーソナルカラー別のオリジナルネイルサンプルを作っていただきました!私が厳選したお気に入りのカラーばかり。ウィルラボのお客様限定でお試しいただけるので、似合うネイルを探してみてくださいね!
パーソナルカラー診断・美顔バランス診断メイク
過去に受けたパーソナルカラー診断では「サマー」だったというY様。
確かに、肌は薄く赤みが出やすいとのことで、サマーっぽい印象もある感じ。明るさのあるお色味で、肌の赤みは和らぐ印象。
ですが、肌や髪のツヤ、目の強さ・・・
太陽光の下でウインターのドレープを当てていくと、明らかに輝くのはウインターの鮮やかさ。フェイスラインもくっきり。目の強さに引っ張られ、赤みは気になりません。
結果
1stシーズン: ウインター(ブルーベース・暗さ・鮮やかさ)
2ndシーズン:サマー(ブルーベース・明るさ・おだやかさ)
ブルーベース重視ながらも、きりっとした鮮やかさが得意な方ということが分かりました。一部スプリングも黄みがあまり強くないものであればお似合いになりました。
最後に美顔バランス診断をベースにしたメイク。タイプは麗×上。
特に強さを足さず、素を生かした大人っぽさの残る上品メイクをしましたが、女優さんのような存在感のある美人印象に。
今回、一念発起して私のサロンに申し込みをしてくださったY様。コンサルでは、まず現状がどうなのかを知るところからスタートしますが、Y様だけでなく、皆さますでに山ほどの宝物(=魅力)を持っていらっしゃるのです。それを見つけるのは、私の役目。あとはすべての方に対して、時間いっぱい、全力でプレゼンテーションをさせていただいています。
それを実生活にどのように落とし込んでいくか、お客様おひとりおひとりのライフスタイルをお聞きしながら、アドバイスを加えていきます。必ずしも、高価なブランド服やデパコスを買い足す必要はないのです。
私は単なる「ファッション・メイクアドバイス」をしたいのではなく、外見のセルフイメージの誤解を解き、時には丸ごと書き換えて、新しい人生を歩んでいただくお手伝いをしたい、といつも思っています。