アンケート結果

Q
どんなことを解決したくてお申込みされましたか?
A

自分を客観視した年齢相応のメイクや服装を知りたい。

Q
講座の内容はいかがでしたか?
A

大変満足。

Q
特に聞けて良かったことは何ですか?
A

顔タイプを知れたことは、今後メイクをしていく上ではもちろん、服を選ぶ際にもとても役に立つと思いました。自分の骨格やパーソナルカラーを自己診断していましたが、きちんと診断をしていただき、自信をもつことができました。

Q
武田しのはどんな印象でしたか?
A

調和が完璧にとれた、美しい方でした。

今回のお客様はこんな方

今回のお客様は、会社員のT様です。

昔から好きなものがあまり変わらないできたというT様。年齢を重ねて、洋服や化粧品を買う際に、若作りになっていないか気になったり、似合う服がわからなくなってきて、今のご自身を客観的に知ってみたい、と思いお申込みいただいたそう。

もともと、ネットや雑誌のセルフ診断では骨格診断もパーソナルカラーもご自身で予想を立てていて、それが見事的中。意識してこられていただけあって、スタイリングにもまとまりがあり、とても上手な方でした。

さらに今回は初めて「顔タイプ診断」というものを知っていただきました。顔タイプ診断とは、お顔の印象から得意な服のテイスト、傾向が分かるというものです。

顔タイプ診断については、いまだによく誤解されがちなのですが、たまに「自分の好きなテイストと自分の顔が違ったら着ちゃダメなんですか?」とか「自分の顔にあった服を着ろ、という意味ですか?」という質問をいただくことがあります。

「〇か✕か」ではなくて、「得意 or 不得意」という考え方です。それぞれのお顔の傾向には必ず「得意なテイスト」と、似合わせるのに少々工夫が必要となる「不得意なテイスト」の方向性が存在します。例えば、女優の天海祐希さんが、とても甘くガーリーなテイストの服がお好きだったとしたら(仮にです)、似合わせるのに工夫が必要になりそうですよね。でもご本人が本当にお好きであれば(仮にです)、それを似合わせるためのアドバイスは私は全力でしたいと思っていますし、似合わせるためのアプローチはいろいろとあります。

さて、今回のT様の場合は、子供タイプ×直線の「クールカジュアル」というタイプ。 芸能人でいえば、小松菜奈さんや剛力彩芽さんといった、ちょっとモード感のあるスタイリッシュなカジュアルスタイルが得意、という結果となりました。

ブランドでいえば、ZARAやH&M、ジャーナルスタンダード、ドゥーズィエムクラスなど。まさにT様の行きつけばかり。「若作りかな?と思っていたけど、合っていたんだ~」と、喜んで自信を持っていただけました。

クールカジュアルタイプの方は、年齢を重ねてもカジュアルが似合う方が多いですが、大人っぽい色づかい(モノトーン・カーキ・バーガンディといった深い色)を意識したり、カジュアルファッションでもアクセサリーをする(ピアス・リング・ネックレス・ブレスレット/バングル)・プチプラコーデでも小物にはさりげなくハイブランドを取り入れる・・・などで、「生活のカジュアル」から「大人のおしゃれとしてのカジュアル」を表現できます。

実は今回、ファッションよりも今回はメイクについてがとても重要でした。

T様のパーソナルカラーはオータム。オータムの方は肌に厚みがありしっかりとしているので、血色感が出にくい方が多いのが特徴です。ですが、T様はそれにしてもちょっとお顔色があまり良くない印象でした。普段お使いのファンデーションを見せていただき、理由が判明しました。


ご自身で「肌色が暗い」と感じていたT様。「ネットで評判だったから」というラロッシュポゼのパールホワイト(画像・右)を下地にして、その上にかなり暗めのリキッドファンデーションを重ねていました。

この下地、確かにとても優秀でネットでも高評価です。肌に優しい設計でありながら、高保湿で肌のトーンアップ効果もあるので、私のサロンにも色違いのローズ(画像・左)を常備しています。

ただし、このT様がお使いのパールホワイトは、T様のような黄みが強い肌に乗せてしまうと、一気に血色感を抜いてしまい、グレーに発色してしまうことがあります。一方、ローズのほうは血色を足すピンクが入っているので、肌になじんでナチュラルにトーンアップしてくれます。

今回、私が使用した下地は、ポール&ジョー モイスチュアライジングファンデーションプライマーの02。


こちらもラロッシュポゼ同様、大人気の下地です。保湿力、カバー力抜群。02はしっかりとしたオレンジですが、T様のような暗めの黄み肌に乗せると、くすみが飛び、ナチュラルなトーンアップ効果と血色感が足されるので、ヘルシー肌に見せることができます。この下地で整えた後であれば、暗め肌の方でも標準色のファンデーションで十分にカバーできることがほとんどです。

肌作りにはファンデーションばかりが注目されがちですが、私はコントロールカラー下地選びのほうが、かなり重要だと考えています。上手に下地が選べれば、ファンデーションは本当に最小限で良くなり、あたかも素肌そのものが美しい人を演出できるようになります。

コントロールカラー下地とファンデーションを変え、お似合いになるメイク∔パーソナルカラーのベストカラーのドレープを当てて撮影しました。まるで加工アプリを使ったかのように肌色が変わっていますが(笑)一切無加工です。特にインスタでご紹介させていただいた際に大反響をいただき、見たことのない「いいね」数をいただきました。T様に感謝です。

髪はスパイラルパーマ風にザクザク巻いてワックスで散らしただけの簡単アレンジですが、T様にとてもお似合いだったように感じます。クールカジュアルの方は直線を感じるヘアスタイルもお似合いですが、外人っぽいラフなくせ毛風アレンジもお似合いになります。

以上、トータルコンサルティングの診断レポートでした

ウィルラボには素敵なお客様が連日のようにお越しいただいています。ぜひあなたもコンサルティングにいらしてくださいね。