今日のスカートはGUのチノ素材のカーキ色のロングフレアです。
ナチュラルさんはスカートはあまり馴染まないとされていますが、こういったハリのあるボリュームスカートだとフェミニンには寄らないので、比較的テイストに合いやすいと言われています。
ナチュラルの方、是非お試し下さい。
ところで、 骨格診断の結果、好きなタイプの服じゃない場合はどうしたら良いでしょうか。
例えば、「ストレートと診断されたけど、ウエーブの服が好き。ウエーブが良かったのに・・・」など。
これについて、今日は私の思いをお話ししたいと思います。
まさに今日の記事タイトルのとおりですが、「着てはいけない服」なんてものはあっちゃいけないです。
みんな着たい服を着るべきです。
例えば極端な例ですが、フワフワのフェミニン系が好きでスカートはフリルしか持ってませんという人が、骨格タイプ「ストレート」と診断されて、
「さあ!今日からVネックばっかり着ましょう!ジャケット着ましょう!フリルなんてもってのほかですよ!もっとハリのある服を着て!」なんて言われたら どう思いますか?
私なら明日から着るものがなくなっちゃうし、自分を否定されてしまったようで悲しくなります。
オシャレのアドバイスなんてもう結構です!ってなりますよね。
ファッションは自己表現です。
自分の女性らしさを引き出したくてフリルやフワフワを好んで着ていたんですよね?
また、見た目を整えることで内面から行動力が湧いてくる、それが本当に似合うファッションだと私は考えているので、着たい服は着続けるべきです。
しかし、骨格タイプ上、その人が持っている魅力を
もっと引き出してくれる服は必ず存在するのは事実です。その魅力はその人自身の宝物なので、絶対に知っておいて欲しいのです。
例えばストレートさんなら、骨格タイプ上はヒザ上にお肉はたまりやすいのですが、実はヒザそのものは小さくて、ひざ下が比較的細くてキュッとしていて、ヒップの位置が高い。
その一番魅力的な部分を知って欲しいし、ぜひ強調してあげて欲しいのです。
見た目でフェミニンを表現するなら、
「ミニ丈のフレアスカート」より「ヒザ丈の総レースのタイトスカート」のほうが、よりシルエットが綺麗に見えたり、より女性らしく見えるはずなんです。
それをご自身が実際に「腑に落ちる経験」をして初めて、新しい自分の世界が広がるのです。
その結果 、それまで着ていたお洋服にお別れをするのはもちろんアリですが、「骨格診断=着たい服がもう着れなくなる」ということではありません。
あともう1つ、骨格診断は服のデザインの方にばかり注目されがちなのですが、素材というのも実は重要な要素です。
例えば、さっきとは逆パターンの例で言いますと、
骨格ウェーブさんでもフリルとかヒラヒラのフェミニンスタイルがお好きでは無い方もいます。
必ず着なきゃいけないわけじゃないんです。
ちなみにウェーブさんは、肌の質感が柔らかいので柔らかい生地や、透け感のある生地がとても馴染みやすいんです。
相性が良いというか、シャツを選ぶときに固い生地より化繊などの柔らかめな素材にするだけでも十分です。
無理にフェミニンに寄せる必要はないと思います。
これもご自身が着比べていただき「腑に落ちる」という経験をして初めて、ご自身で選択したことになります。
これから骨格診断を受診される方は、
言われたまま、服を選ぶのではなく、場合によっては疑いをもって、是非、 「ご自身が」 選択をして下さい。
今までのままがやっぱり一番自分らしくて良いのか、それとも知らなかった自分の魅力を受け入れるのか、私が診断させていただくときは、絶対に決めつけや押し付けはしないと決めています。
まず その人自身がどういう風になりたいのかをしっかりお聞きしてサポーターとして一緒にその姿を目指していきたいです。
さらに、新たな魅力、宝物をたくさん見つけて教えてあげたい。
見た目だけでなく、心にも作用するような、
そんなコンサルティングをしたいと思っています。