実は骨格診断では似合う髪型も導き出すことができます。
私の骨組みはストレート・ウエーブ・ナチュラルのうち、マニッシュでフレームのしっかりした典型的な ナチュラル体型です。

ナチュラルの方は個人差が大きいので、一概に「この髪型が絶対に似合う」とは断定しにくいのですが、全体的に長めで自然な感じの髪型が似合う方が多いです。

その理由は、体全体のフレーム感や、顔の骨感を長目の髪でゆるやかに隠すことで女性らしく、柔らかい印象になるからです。

また、ナチュラルさんが得意なのは、洗いざらしの質感、シワ感、シャリ感です。髪も同様に近づけていくと、調和が取れます。

たしかに、今井美樹さんとか、萬田久子さんなんかがそうですよね。

ちなみに下の写真の当時は、パーソナルカラーの存在しか知らなかったので
カラーを合わせておけば、とりあえずおしゃれかな!と思いこんでいた昔の私です。

なぜか、縮毛矯正やストレートパーマをかけてまで、ぱっつんのストレートボブをしていました。至近距離ならあまり気にならなくても、この写真のように少し引きで見ると、色は合ってるのにどうもしっくりこないし、垢抜けない。

次の写真は比較的最近のものです。

てっぺんがとんがってるのはポンパドールです。

髪型は胸下までのやや、くせ毛のロングヘアをクシを使わず、適当にざっくりハーフアップ。ほお骨、エラ鎖骨、肩のゴツゴツ感をカバーしております。

また、ナチュラルさんの頭の形は、ハチが張っている方も多いのですが、まさに私のことです。

ざっくりまとめ髪をすることで頭の形をカバーしています。

骨格ナチュラルさんは、あまり人工的に作り込んだスタイルはかしこまって見えてしまう傾向にあります。身体のバランスと違和感が出てしまうからです。

先ほどの縮毛矯正のブルゾンちえみ風ヘアーは、そんなナチュラルさんには一番 真逆なスタイルだったわけです。

ボブにするなら、もう少し自然な感じなら良かった。ナチュラルは「こなれ感」という表現が一番似合う骨格タイプなのです。

季節の変わり目、もし髪を切ろうかなと思っている方がいましたらちょっ待ってみてはいかがでしょうか。